F1は今、真の黄金時代を迎えている。世界中からF1への関心がかつてないほど高まっているのだ。
すべてのグランプリが満員になった。最近では、2024年メキシコGPの主催者が、来年10月27日に行われるグランプリのチケットが完売したことを発表した。
F1史上初めて、すべてのチームの経済状況が健全になり、その価値が何倍にも高まっている。自動車メーカーの新規参入も決まり、アウディとフォードは2026年からF1活動を行い、キャデラックも参戦を目指している。
一方で、国際自動車連盟FIAと、10のチームが支持するF1団体フォーミュラワン・マネジメント(FOM)の間に、壊滅的な内戦が起こり得る兆しが見えている。