メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、昨年11月のラスベガスGPでカルロス・サインツ(フェラーリ)に科されたペナルティを“不公平”だと考えており、不可抗力によるインシデントの対応についてFIAに再考を求めた。
ラスベガスGPでは、フリー走行1回目の開始からわずか数分後に、サインツのマシンが緩んだウォーターバルブカバーの上を走り抜けてひどい損傷を負った。このインシデントでサインツ車のシャシーとパワーユニットは深刻なダメージを受け、フェラーリはエナジーストアの交換を余儀なくされたが、それによりサインツは10グリッド降格ペナルティを科された。