レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、2015年にトロロッソではマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツの間に有害な雰囲気が蔓延しており、ふたりのドライバーはともに成長することができなかったと述べている。
フェルスタッペンとサインツは、2015年にトロロッソで一緒にF1デビューを果たした。しかし1年後、2016年シーズンの4レースが終わるとフェルスタッペンは羨望のレッドブルのシートに昇格し、移籍後の最初のレースであるスペインGPで見事なF1初勝利を収めた。またダニエル・リカルドもレッドブルにしっかりと定着したため、レッドブルにおけるサインツの見通しは非常に暗いものになった。