「問題は何もありません。それよりも、私たちはパスカルが体力を取り戻し、レギュラードライバーとして戻ってくることを重視しています。サードドライバーを必要とするシチュエーションには対処できたので、いまのところ他にやるべきことはありません」

 GP2で選手権2位を獲得しているジョビナッツィは、デグラデーションが低いタイヤの経験が少ないことから、必要以上にスピードを抑えていたことを認めた。スーパーソフトタイヤで39周のスティントを走行した彼は、GP2でのデグラデーションの高いピレリタイヤの経験から、少々疑心暗鬼になっていたと語る。

「僕はレース序盤はペースを抑えていた。GP2ではスーパーソフトタイヤで走ると、ほんの7周か8周くらいでピットインする必要がある。タイヤとマシンを理解するために、かなり速度を落としていたんだ」

 予選はチームメイトのマーカス・エリクソンから、ほんのコンマ2秒遅れのタイムを出し、決勝では電気系統のトラブルを抱えたマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンに14秒の差をつけ、ルーキー中トップの順位でレースを終えた。
 
「昨日はQ2進出までコンマ2秒のところまで行ったし、今日はあとふたつでポイント獲得という順位につけた。ほとんど準備もせず、ルーキーの中ではトップになれたのだから、すごく良い週末だったと思うよ」  

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