投稿日: 2024.03.07 14:55
更新日: 2024.03.07 14:58
更新日: 2024.03.07 14:58
【F1技術解説】2024年型マシンの内部はどう変わったか(2)メルセデスのサスペンションとRBに見られるレッドブルの影響
翻訳・まとめ 柴田久仁夫
Kunio Shibata
2024年F1開幕戦バーレーンGPで、今季型マシンが本格的な走行を開始した。注目5チームが投入したマシンと前年型との違いを、F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが観察、マシン細部の画像も紹介する(全2回)。
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■メルセデスW15
ここ数年のメルセデスマシンのエアインテークの形状は、2年前のW13の台形、散々な結果に終わった去年のW14の縦長、およびモナコからの長方形と変わり、今季のW15ではP字型が採用された。しかし開幕戦ではエンジン冷却に問題が起き、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルのパフォーマンスに大きな影響を及ぼした。