15時58分に開始となったQ3では、ペレスとランス・ストロール以外の8台がまずコースイン。クビアトは中古のスーパーソフトで1回目のアタックに臨んだ。

 ここでただ一人1分31秒台のトップタイムを記録してきたのはハミルトン。ターン12の出口でリヤをスライドさせながらも最速タイムを刻んだ。一方Q2まで最速だったベッテルは0.184秒差の2位。

 これはターン13で突風に見舞われたためだとベッテルは無線で報告する。3位はボッタス、ライコネンは「リヤのグリップがひどい」と0.714秒落ちの4番手タイムに留まった。

 残り3分でハミルトンが早々に2回目のアタックに出ると、他車もこれに続くが、ヒュルケンベルグだけは1回目のアタックの後でマシンを降りてしまった。

 最後のアタックで1分31秒678の最速タイムを記録したのもハミルトン。パワーユニットのモードを振り絞ってきたのか、セクター3で40.5秒とペースを上げてポールポジションを獲得した。

 2位には0.186秒差のベッテル、3位には1/1000秒差でボッタス、ライコネンは挽回ならず4番手に終わった。5番手以下は、メルボルンと同じように2強から離れてリカルド、そこからまた少し離れて中団はマッサ、ヒュルケンベルグ、ペレス、クビアトが0.2秒差にひしめき、ストロールが10位で予選を終えた。

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