2015年F1ブラジルGPの金曜プラクティスで、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは4位/5位、ダニール・クビアトは6位/9位だった。

■インフィニティ・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド フリー走行1=4位/2=5位
 このサーキットでトップ5に入れたのはとてもいいことだよ。明日もこの位置にとどまれるのかどうか確信は持てないけど、そこを目指していく。
 通常、金曜日がこういう調子だと週末は割とうまくいくことが多い。

 ターン2とターン8の縁石が少し変わった。これまでは4輪で乗り越えることができたけど、今は高くなってしまったので(乗ることができず)、結果的にコーナーが少しタイトになった。そのため一部コーナーへのアプローチが少し変わったが、アスファルトに関しては問題なかった。

 オーバーテイクはある程度できるだろうけど、それより戦略に頼らなければならない部分が大きいと思う。ピットストップは少なくとも2回はするはずなので、戦略の幅もチャンスもある程度あるはずだ。どうなるか楽しみだよ。天気については予想できないけれど。

 ダニー(クビアト)は古い(仕様の)エンジンを使い、僕は新しいものを載せた。さほどすごい感じもしないけど、実際にコース上を走ったのはこれが初めてだし、今夜担当者がチェックして、調整できる部分を探し、もっとパワーを引き出すために対処するはずだ。ポジティブな要素は、エンジンに信頼性があって丸一日走れたこと。いいラップを重ね、貴重な情報を得ることができた。

 もう少しパワーが欲しい。期待していたほどではないね。でも少なくとも周回を重ねてデータを取ることができた。

ダニール・クビアト フリー走行1=6位/2=9位
 午前中は路面が汚れていたけれど、FP2では通常のコンディションに近づいてきた。

 もっと速さを発揮するためにいろいろとやるべきことがある。特にセクター2が課題だ。僕らにとって楽なコースではない。

 僕のエンジンとダニエルの(新しい)エンジンの差? 分からない。データを見てみる必要がある。

 全体的にまずまずの一日だった。たくさんの周回を走りこんでデータをたっぷり集めた。明日向上して、たくさんのポイントを手に入れられる状態に持っていきたい。

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