「ウチのマックスはいま15歳なんだけど、もう自動車を運転しているんだ。フィンランドではモペットカーという市販車よりも2まわりぐらい小さな自動車があって、15歳から運転できるんだ」と親バカぶりを披露するサロ。
だが、レースの話になると「ヨスのところのマックスとは違って、もうレースはしていない。コンピュータをいじっているよ」と少し寂しそう。サロにはもう一人娘さんがいるが、彼女もダンスをやっていてレーサーには興味はないという。「まあ、家族がみんな元気で仲良くやっていれば、それでいいんだけどね」
別の日に、パドックを歩いていたら、またも2人で立ち話しているほど仲のいい2人。遠くで密談しているレッドブルとルノーの関係者の写真を撮っていたら、このようにいたずらをするあたりは、現役時代と変わりはない。
そんなサロがこのロシアGPに来た最大の収穫はなんといっても、ボッタスの初優勝を見たことは間違いない。
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