レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、近い将来に引退する可能性があることを初めて認め、オーストリアのチーム体制のなかで彼の後任になるべき人物として、かつての弟子であり4度の世界チャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテルの名前を挙げた。
マルコはもはや、レッドブル・レーシングやレーシングブルズ内でいかなる執行権限も持っていないが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とその取り巻きにもっとも近い人物として、メインチームに密接に関わり続けている。また、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)やリアム・ローソン(レーシングブルズ)とも定期的に連絡を取るなど、ジュニアチームにも関与している。