フェラーリのフレデリック・バスール代表は、今年フェラーリの勝利がないのは、多くの優秀な人材を主にアストンマーティン、また現在ではキック・ザウバーに取られたためだという噂を激しく非難し、F1第17戦アゼルバイジャンGPの終わりにイタリアのF1のテレビ放映権を持つ『Sky Sport』から質問された際、そのような話は「冗談だ」と主張した。
フェラーリが勝てなくなると、イタリアは危機に陥る。それは何十年も前からよく知られていることだ。国の経済がよいか悪いか、国が自然災害に見舞われたか、政府が崩壊したかどうかは、実際には問題ではない。イタリアで国を停止させる可能性があることはふたつしかない。教皇の死か、フェラーリがレースに勝てないことだ。そして今年、イタリア国内ではこのふたつの出来事が起きているため、他の事柄がトップ記事になることはほとんどない。
