2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンがF1から引退してほぼ24年、マクラーレンにハッキネンの名前が戻って来る。彼の14歳の娘エラ・ハッキネンが、同社のドライバー育成プログラムに加入したことが11月17日に発表された。育成プログラムの拡大の一環として、今年F1アカデミーに出場しているエラ・ロイドに加え、エラ・ハッキネンと、来年同カテゴリーに参戦する予定のもうひとりのカート界の期待の新星エラ・スティーブンスが加わると言うことだ。

 マクラーレンはハッキネンについて、「プログラム最年少の才能の持ち主」と紹介し、クレモナで開催された2024年のチャンピオンズ・オブ・ザ・フューチャー・アカデミーでの優勝や、その後のヨーロッパ各地での優勝や表彰台獲得など、カートにおける彼女の非常に印象的な実績をいくつか挙げた。エラ・ハッキネンの年齢を考えると、彼女はすべての主要な国際選手権においてF4に出場する資格はないが、翌年より大きなシリーズのひとつに参加するための準備として、2026年にF4のテストを行う予定だ。

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