予選における走行改善への鍵は何かと聞かれたパーマーは、「自分ではわからない」と答えた。
「自分はうまく走ることに集中するべきだ。もし上手に走れれば、次はタイヤ性能をより引き出すためのセットアップの改善が必要になる」
「いくつかのサーキットで走ったが、走行中にはいろいろなことが起きている」
「自分自身、あちこちで小さなミスを犯してきた」
「だけど、自分のやり方に満足できるときもあり、まだ、うまくできないときとのギャップがある。だから、どうすれば良いのかはわからないんだ」
何人かのドライバーたちと同様に、パーマーも2017年タイヤを機能させることが大きな課題だということがわかってきたと話した。

「タイヤがちゃんと機能しているときはグリップが増しているけど、そうでないときにはグリップ感が失われる。それがかなり大きな違いなんだ」
「だから時として、速く走れずに苦しんでいるドライバーが、その後ハッキリした理由もわからないままペースが掴めたというようなことが起きている」
「普通それは、タイヤをよりうまく機能させることができて、グリップを得られたからということになる」
「今年のタイヤは、去年のものよりかなり繊細になっているんだ」
「去年の方が、この問題への対処はずっと簡単だったし、タイヤの作動温度領域も今年のものより若干広かった気がするよ」