レース1の勝者であり、8番手からスタートしたシャルル・ルクレール(プレマ)が着々と追い上げを見せ、10周目の1コーナーではセルゲイ・シロトキン(ART)とボスチャングを2台同時にオーバーテイクし、4番手まで順位を上げる。松下も7番手まで順位を上げ、ジョーダン・キング(MP)、シロトキン、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)らの4番手争いに加わる。
ルクレールがファステストラップの圧倒的なタイムで上位勢を追い上げ、13周目には2番手へと躍り出る。しかし、ここでイエローフラッグ区間で十分な減速を行わなかったとして、ルクレールとセルジオ・カナマサス(トライデント)に10秒追加ペナルティが課されてしまった。
それでもなお、ルクレールはペースを緩めることなくトップを走るナトを追い上げ、19周目にオーバーテイク。そのまま、レースはルクレールがトップでチェッカーを受けたが、10秒加算ペナルティのため、ナトがレース2を制し、ルクレールは2位となった。松下は中団争いに加わっていたものの、オーバーテイクできず7位入賞に終わっている。
1 2