しかし来季はシーズン序盤の開催になるため、アゼルバイジャンGPは気温が15度前後になる見込みだ。4月のアゼルバイジャンは「凍えるほどの寒さではないが、Tシャツでいられる気温でもない」とラヒモフは言う。

 ラヒモフは2019年の開幕戦と最終戦の日程を変えることが、唯一の対応策になるのではないかと考えている。

「カレンダーがどうなるかはわからないが、開幕戦を3月の早い時期にすることもできるかもしれない。いまのカレンダーでは厳しいだろう」

 アゼルバイジャンGPの観客数は初開催の前年に比べて30%増加しており、今季のレース展開が波乱に満ちたものだったことから、来季もさらに増えることが期待される。

 ラヒモフは「我々がエンターテイメントを提供し、すべてがうまくいっていれば、日程の変更は観客数に影響しないと考えている」と述べた。

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