■「オーバーテイクは増える」とブーリエは主張
ブーリエは、より速いマシンを導入しようとしている方向性は正しいとして、来季新規則を肯定的にとらえている。
「今のマシンは数年前より遅いと思う。F1にはドライバーたちが走っていて興奮できるような要素がある方がいい。今はその部分が少し欠けているかもしれない」とブーリエ。
「ファンには違いが分からなくても、ドライバーはグリップが高く、速いマシンに乗るのが好きなんだ」
新規定により、オーバーテイクはむしろしやすくなるはずだと、ブーリエは考えている。
「他チームの人々が述べたと報じられているコメントには賛成できない」とブーリエは言う。
「レギュレーションは、マシンがより大きなダウンフォースとメカニカル(グリップ)を発生させるように起草された。つまりオーバーテイクの数が減ることはないはずだ」
「さらに、フロアとディフューザーよりも、フロントウイングの影響力は小さくなる。後方でより大きなダウンフォースが生み出されるのだ」
「通常、そうなればもっとオーバーテイクをしやすくなるはずだ」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています