それでも、フェルナンドが減額に応じないと、マクラーレン側はハンガリーGP後のテストで、育成ドライバーのランド・ノリスに新品タイヤを5セットも履かせて、1週間前にフェルナンドが記録した予選タイム1分17秒549より速い1分17秒385をマークさせた。
このニュースはイギリス・メディアによって広められ、そのことがフェルナンドの気に障った形となり、フェルナンドは対抗措置としてドイツ・メディアを利用したんじゃないかと考えている」
最強のメルセデス・エンジンを搭載しながら、ベルギーGPでのウイリアムズは予選で2台そろってQ1落ち。現在、コンストラクターズ選手権では5位だが、4位のフォース・インディアとは70点差。逆に8位のルノーとは15点差と尻に火がついている状態。
「たとえホンダ・エンジンだとしても、マクラーレンにいたほうが得策」だとスペイン人記者は推測する。
アロンソに関しては、インディ転向も噂されているが、「こちらは1000万ドル(約11億円)しか、出せないということで、ほぼない」(某スペイン人記者)とか。
もし、マクラーレンが4000万ユーロで手を打たない場合、アロンソは1年間の休暇、最悪の場合は引退もあると、スペイン人記者は予測している。果たして……。