「(契約に関する)ゴタゴタが片付いて、(気分的に)ひと段落し、今週末は現場に集中できました」と言う長谷川祐介ホンダF1総責任者。

 もちろん「マクラーレンと最後まで一緒に仕事をできなかったことは残念でならない」(長谷川総責任者)という気持ちが、ホンダのスタッフはしばらく引きずることになるだろう。だが、今シーズンのマクラーレンとホンダの関係はウインターテストから亀裂が入り、日を追うごとに悪化し、それが両者にとって大きなストレスを生んでいたことも事実。

 その政治的なもめ事が片付いたシンガポールGPでは、ドライバーからも、マクラーレンからもホンダ批判は聞かれなかった。マクラーレンもホンダも、過去を振り返るより、来年に向けて新しいチャレンジが始まるというポジティブな気持ちになっていたのだろう。

 長谷川総責任者も、今年いかに難しい状況の中で戦っていたのかを吐露した。
「一番、気を遣ったのはフェルナンドに精神的にいい状態でレースに臨んでもらうことでした。例えば、(フリー走行で)エンジンに問題があった場合、その説明をしに行けば、フェルナンドだって当然、不満を爆発させる。だから、できるだけ予選やレーススタートの直前にはそういう機会を設けず、タイミングを見計らって会うようにしていました」

 これからはそこまで気を遣う必要はなくなるだろう。失うものはもうない。残り6戦は、本来あるべき姿のマクラーレン・ホンダが見られるかもしれない。

辛口コラムはF1速報WEBで掲載中
マクラーレン・ホンダ辛口コラム シンガポール編:ホンダと別れたマクラーレンが2018年に直視せざるを得ない現実

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