ハーバートいえば、国際F3000での大事故によって、右足の足首が不自由になり、その後のドライバー人生を大きく変えたことは有名な話である。引退レースでの事故でハーバートは膝を強打しただけで、大事には至らなかったのは、不幸中の幸いだった。

「私はまだ足首が完治していないまF1にデビューしたとき、メカニックに抱きかかえられてコクピットに乗ったけど、まさか最後のレースで降りるときもマーシャルに抱きかかえられるとは思ってもみなかったよ!!」とハーバートは語る。

ランス・ストロールの個人コーチを務めるルカ・バルディセッリ

 マレーシアGPに特別な思い出があるもうひとりの人物は、ルカ・バルディセッリだ。現在、ストロールの個人コーチを担当しているバルディセッリは、2015年までフェラーリに所属していた。そのバルディセッリにとって、マレーシアGPはレースチームのスタッフとして最後に戦った事実上の現場引退レースだった。

「当時、私はヘッド・オブ・レースエンジニアリングとして現場責任者として、エンジニアやメカニックたちを指揮していた」

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円