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 メルセデスとニコ・ロズベルグは来季契約延長することがほぼ確実とみられているものの、イタリアメディアが、ロズベルグがフェラーリと交渉を開始したと伝えた。一方でメルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフはロズベルグとの交渉が決裂した場合、フェルナンド・アロンソを選択肢のひとりとして検討すると発言している。

 ハミルトンは2018年までの契約を結んでいるものの、現在ポイントリーダーのロズベルグとメルセデスとの現在の契約は今年末までとなっている。

 両者は契約延長を望んでおり、再契約の可能性が極めて高いと考えられている。ダイムラー会長ディーター・ツェッチェはスペインGPの週末に、ドライバーはふたりとも来年の契約を有していると発言した。

■ウォルフ、アロンソ起用に関心ありとコメント

 一方メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、ロズベルグとは今も交渉中であると示唆している。

 El Mundoが16日に発表したインタビューにおいて、ウォルフは、ロズベルグとの交渉が決裂した場合、次の選択肢の中にアロンソが入ると述べた。

 ウォルフは、2014年終盤にアロンソと話をしたものの、当時メルセデスはハミルトンと契約延長の話し合いの最中であり、他のドライバーと交渉することはできなかったと述べた。

 現在はロズベルグと優先的に話をする状況にあるというウォルフだが、万が一、その交渉がうまくいかなかった場合にはアロンソの起用を検討するという。

「彼は史上最も優れたドライバーのひとりだ。私は彼のキャラクターが好きだしね。だが2年前と同様に、今は我々はニコを最優先に考えている」とウォルフ。

「彼(ロズベルグ)が契約更新を望まないなら、我々は別の選択肢を考える。たとえばフェルナンドだ」

2016年F1第5戦スペインGP木曜記者会見 談笑するフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)
2016年F1第5戦スペインGP木曜記者会見 談笑するフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)

 アロンソの今年35歳という年齢は気にならないかと聞かれて「それは問題にならない。今も彼は速さとモチベーションが衰えていないからね」とウォルフは答えた。

 アロンソは2017年末までマクラーレン・ホンダと契約を結んでいる。

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