レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2016.05.23 10:36

スペインGPのクラッシュをスチュワートが批判「責めを負うべきはハミルトン」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | スペインGPのクラッシュをスチュワートが批判「責めを負うべきはハミルトン」

 スペインGPで起きたルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのクラッシュについて、ジャッキー・スチュワートは、ハミルトンに非があるとの見解を示し、彼はオープニングラップの戦い方を考え直すべきだと述べた。

 バルセロナでのレースの1周目、ハミルトンはターン1でチームメイトのロズベルグにリードを奪われた。だが、ロズベルグは間違ったエンジンモードを選んでいたためにパワーを失い、ターン3出口でポジションを守ろうとしてラインを変える。これによりグリーンに押し出されたハミルトンはスピンし、コントロールを失ってチームメイトのマシンをヒットしてしまった。

 メルセデスのチームボス、トト・ウォルフは、どちらが責めを負うべきかは明確ではないと述べ、レーススチュワードもこの接触はレーシングアクシデントと判定した。
 だが、このアクシデントから数日後、3度のF1世界チャンピオン経験者であるスチュワートは、「責めを負うべきはハミルトンだ」と語った。

「それなりに経験のあるドライバーが1周目にアクシデントを起こすというのは受け入れがたい。偉大なドライバーたちは、決してそういったことをしなかった。ファン・マヌエル・ファンジオ、スターリング・モス、ジム・クラークが1周目にクラッシュする場面など、誰も見たことがない」

「偉大なドライバーの大きな長所のひとつは、自分自身の精神的なマネジメントができることだ。私も体と頭から感情を消し去る方法を学んでからは、いつもレースの最初の5周で勝負を決めることができるようになった」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース