☆コメント キミ・ライコネン
「おい、ステアリングホイールだ、早くよこせ、誰かそいつに言ってくれよ、早くしろって!」
アゼルバイジャンGP、赤旗のときの無線会話だ。タイヤパンクでピットイン、フロアにダメージがあり万事休すかと思えたときに赤旗。修理を急ぐメカニック達、作業は間に合ったがガレージから押されるマシンにステアリングホイールが装着されていない。キミは叫んだ。
「早くよこせ!」と、嗚呼ドタバタのフェラーリ……。このレース47周目にアクシデントがあり、次のようなコメントも言っている。
「ひとつのレース中に2度も“リタイア”するとは、(くそ)なんてひどい日なんだ」

☆カラーリング マクラーレンMCL32・ホンダ
オレンジはけして悪い色ではない。ブラックもそう。けれどその“ツートーン・カラー”に白色をまぜこぜにしたから統一感がないだけだ。第101回インディ500、アロンソのオレンジ一色カラーリングがなんと(普通に)きれいに見えたことだろう。

☆レース アメリカGP
一度でもインディ500決勝を午前中から現地で観た方ならば、オースティンのアメリカGPスタート前セレモニーは、本物には到底かなわないと思ったはずだ。(アロンソさえそう言った)。ドライバー紹介の段取りが悪く、全員が長い間ずっと待機スペースで待たされた。
そしてボクシング・リングアナウンサーのあの“コール”、個人的には古館さんならもっと盛り上げてくれたと思う(各国語を少しアドリブで入れたりして)。国家独唱は、鈴鹿では三重県出身の平井堅さんを推す。

☆ルール “フェイク・グリッド”
PUペナルティによるグリッド・ダウンが今年だけで累計685。そのうち最多バンドーン218、アロンソ160、過半数以上をひとり占めのマクラーレン。予選タイム順位で決定するはずのスターティング・グリッドが“改ざん”され続けた。
トランプ大統領ではないが今年のこれが「フェイク・ニュース?」
