しかし戦いが困難な挑戦である分、結果はよりエキサイティングになる。今年はオーバーテイクの回数が少なかったが、数人の例を挙げれば、ベッテル、リカルド、フェルスタッペン、ハミルトンらの印象的な走りを見ることができし、記憶に残る瞬間は予想していたよりも多くあった。

 いくつかの例外を除いては、いずれのレースも面白いものだった。結局のところ、我々はコース内外での出来事を楽しんだし、新しいF1マシンに感銘を受け、バトルに興奮したのだ。これ以上何を望むだろう?もしかすると“ビッグ3”とその他のチームの差を縮めることを望むかもしれないが……。

 F1が素晴らしい時代に入るかもしれない理由はもうひとつある。それは明日を担う若い才能だ。フェルスタッペンやリカルド、またバンドーンやエステバン・オコンといったドライバーたちは、戦えるマシンを与えられたら、勝つ準備はすでにできている。

 彼らだけでなく、2018年はシャルル・ルクレールがザウバーから参戦するし、アントニオ・ジョビナッツィもチャンスを待っている。さらにはF3王者でマクラーレンのリザーブドライバーを務めるランド・ノリスも控えている。

 さらに日本にもF1へのチャンスを手に入れようと松下信治、福住仁嶺、そして牧野任祐という互いに引けを取らぬ才能を持つドライバーたちがいる。多くの才能に多くの優れたチーム、そして強力なマシンがある。この先何があるのか興奮せずにいられるだろうか?私は2018年が待ち遠しい。

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