セレモニーで挨拶に立ったフルーウィットCEOは「今日はマクラーレン・オートモーティブのすべてのメンバーにとって重要かつ感動的なマイルストーンの日となった」と語り、「MCTCにマクラーレンのブランドマークを灯せたことを個人的にも光栄に思う」と続けた。
また、本拠地ウォーキング以外の地域への進出については「MCTCの稼働によって2100名の従業員を擁する当社は、さらに発展の勢いを増しシェフィールドにて新たな雇用を創出することになる」とマクラーレンと進出地のシェフィールドの双方にとって利となることを強調。
「シェフィールド地域は先端素材との関係が深く、これまでは鋼材の分野が有名だったが、今後はカーボンファイバーのイノベーションおよび、製造の分野でマクラーレンと深く関わっていくことになるだろう」と語った。
2017年、過去最高の売上を記録したマクラーレンは570Sスパイダー、旗艦モデルの720S、スペシャルモデルとなるマクラーレン・セナという3つの高性能スーパーカーシリーズを発表したが、今後も“Track22”と名付けられたビジネスプランのもと意欲的なモデルを輩出するとし、そのうちの半分以上にはハイブリッド・パワートレインの技術を導入する予定だという。

