フォース・インディアは、先週のモナコGPで、F1参戦開始以来のベストリザルトをあげる絶好の機会を逃したと考えており、同じミスが繰り返されないように、戦略的な意思決定の手順を見直すという。

 モナコでは、セルジオ・ペレスがレースウィナーのルイス・ハミルトン、2位のダニエル・リカルドに次ぐ3位に入ったが、副チーム代表のボブ・ファーンリーは、ニコ・ヒュルケンベルグにもポディウムに上がれる可能性があったと考えている。

 これについてはヒュルケンベルグ本人も、最初のピットストップのタイミングが「間違って」おり、「トラックポジションを失ったうえに、コースに戻ったときにはトラフィックに当たってしまった」と嘆いた。

 ヒュルケンベルグは、15周目にピットストップを行うまで、ハミルトンとニコ・ロズベルグの2台のメルセデスに直後に続く4番手を走っていた。だが、ウェットからインターミディエイトに履き替えてコースに復帰したとき、彼はウェットのままステイアウトしていたフェリペ・マッサの後方にできた「渋滞」の列に加わることになった。

「あれで僕のレースは台無しになり、その後はずっとトラフィックから抜け出せずに、レースの大半を過ごすことになった」とヒュルケンベルグは言う。「ポディウムに上がれる速さはあっただけに、ものすごく悔しいよ」

 モンテカルロでのチームのベストリザルトとなるペレスの3位を喜びながらも、ファーンリーはこう語っている。「残念なのは、もっと良い成績を残せる可能性もあったということだ。ニコの最初のピットストップの判断が良くなかった。あれをうまくやっていれば、私たちは世間の人々を驚かせるような順位で、2台をフィニッシュさせることができたと思う」 

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円