また、エリック・ブーリエは、エンジンのレギュレーションに関して、現在もFIAとの論議が進行していると語った。
「このレギュレーションに関してというより、FIAとエンジン・マニュファクチャラー4社間の合意が、どのような影響をもたらすかについて、いまだFIAとのディスカッションが続いている。合意している内容については、私たちも賛成だ。ただ、まだ議論が終わったとは言えない条項もいくつかある」
「私たちには私たちの意見があり、立場がある。競争力の高い第4のパワーユニットという地位を、できるだけ早く確立するために、ホンダとともにF1に多くの投資をしてきた。それゆえに、私たちには他社やFIAとは意見がわずかに異なる部分もあり、話し合いの必要が生じている」
今季、ホンダエンジンの信頼性は明らかに向上し、パフォーマンスも徐々に改善されてきた。長谷川氏も、ここまで進歩してきたのは喜ばしいことだと語っている。
「いまのところ、私はとても満足している。そして、彼ら(マクラーレン)も私を十分に信頼してくれているのを感じる。当たり前のことだが、現在のパフォーマンスは、昨年の経験があったからこそ実現できたものだ。今年は昨年のような成績には終わりたくない」
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