フェルナンド・アロンソはマクラーレンが今季中にコンストラクターズ・チャンピオンシップで4位になる実力があり、さらに2017年に大きく変更されるレギュレーションにもチームは応えられるポテンシャルがあると信じている。

 これまでの輝かしいマクラーレンの歴史の中でワーストとなる、コンストラクターズ・ランキング9位で昨年を終えたマクラーレンは今季、マシンの改良を続け、カナダGP後のランキングは7位ではあるが、目標となる4位のウイリアムズとは57ポイントの差が開いている。

 アロンソは今季、2017年に向けたマシン開発に集中しなければならない状況を理解した上で、マクラーレンがメルセデス、フェラーリ、レッドブルの次のチームになれないわけがないと思っているようだ。

 マクラーレンが今季、ランキング4位で終えることができるかどうかを尋ねられて、アロンソは答えた。

「そうだね……いくつかのサーキットでは僕たちは他のチームよりコンペティティブだったと思うよ」

「でも、来年はレギュレーションが変わる影響があるから、今年のクルマをどのくらい進化させられるのかに関しては、これまでとは異なったシチュエーションだよね」

「もし今までどおりの状況だったら、僕たちは進化を続けることができてトップ3に近づけることができる」

「でも、これからは来年のレギュレーションの変更に備えなければならない。どのチームも今年のクルマの開発は止めざるを得ないんだ。だからおそらく、今季のどこかの段階で、クルマのパフォーマンス・レベルは変わらなくなってしまうんだ」

「でも、僕たちが進化していることは明らかで、今年、すでに実現していることからもマクラーレンはいい方向に向かっていて、もっともっと競争力が上がることは間違いない」

「もし僕たちがメルセデスを打ち負かしたいのなら────それが僕にとっての一番のゴールなら、僕が(このチームに移る)決断をしてからの2年、僕はいるべき場所にいて、過ごすべき時間を過ごしているよ」

カナダGPでアロンソと話す同郷の世界的女優、ペネロペ・クルス
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 アロンソは、マクラーレンが今年と来年に向けて両方の開発を続けられる財政面と人的リソースを有していると感じている。

「たしかに、いくつかのエリアでアドバンテージをもっている。たとえば燃料やパワーユニット、クルマのいくつかの外観だったり、メカニカルな部分とかね」。さらにアロンソは続ける。

「僕たちはそれらを今年と来年の点で合わせて考えなきゃいけない。その上で、今シーズンのコンストラクターズ・チャンピオンシップで可能な限り、順位を上げてシーズンをフィニッシュすることが大切なんだ」

「今年の開発を完全に止めることはできない。僕たちは来年と合わせて両方の開発に挑むんだ。マクラーレンはビッグチームだ。僕たちはそのふたつを同時にこなすことができるはずだよ」

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