コースの安全性が懸念されているバクー・シティ・サーキットで、早くも混乱が起きている。F1ヨーロッパGPのフリー走行1回目(FP1)が終了後、現地15時から開始されたGP2の予選が、わずか1分後に赤旗中断となったのである。理由は公式に発表されていないが、直後にFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングが2コーナーイン側の縁石の調査へ向かったことから、縁石によってタイヤにカットされたためだと思われる。その20分後、FIAは縁石の修復作業を実施するためにセッションの中止を決定。GP2の予選をF1フリー走行2回目のあとに延期することを発表した。

FP1が終わったあと、ピレリも「いくつかのチームでタイヤのカットが見られた」と語っている。また、FP1の前に行われたGP2のフリー走行後にも、FIAは8コーナーの縁石を修理させていた。

サーキット内のモニター画像より
サーキット内のモニター画像より

 

バクー・シティ・サーキットの安全性に関しては、木曜日にドライバーたちが異口同音に「一部コーナーにランオフが不足している」、「ピット入口のシケインが危ない」(トップ写真)などと懸念を表明していた。

縁石の修復作業によってコースは安全になったのか。これは初開催ゆえの混乱の幕開けに過ぎないのか。初日のサーキットは緊張感に包まれている。

なお、GP2のフリー走行では現在ポイントリーダーのノーマン・ナトが最速。松下信治は15位で終えている。

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