8日間のF1プレシーズンテストを終えた段階で、マクラーレン・ホンダは今年も厳しい状況であるとの見方がなされている。

 2016年のマクラーレン・ホンダMP4-31は昨年型より高い信頼性を示しており、特に2回目のテストでは11チーム中5番手に相当する周回数を走り切った。それでもマクラーレンはいい状況でテスト期間を終了したとは言えないと、英Autosportが評している。

 レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、新パーツの製造が間に合わず、テスト中に実戦仕様のマシンを走らせることができなかったとして、2016年のフルスペックは開幕戦オーストラリアGPで初めて導入すると認めている。

「今年もマクラーレンは難しいスタートを切った。ホンダがパワーを向上させ、エネルギー回生システムを改善してきたのは間違いない。だがルノーのパフォーマンスレベルに近づく程度に差を縮めたに過ぎない」と英AutosportのF1担当者ベン・アンダーソンは分析している。

「その上、マクラーレンはテスト終盤、MP4-31シャシーを適切に機能させることに苦労していた。チームによると、2016年用の空力パーツが間に合わなかったためだということだ」

「2016年の空力パッケージの完全バージョンはメルボルンに導入される予定だ。それによって、2回目のテストの終盤3日間に悩まされた慢性的なオーバーステアを解決できることをマクラーレンは期待しているはずだ。(第2回テストの)水曜に導入された新パーツはそれ自体うまく機能せず、そのためマクラーレンはテストが進むにつれて遅くなっていった」

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