一方、フェルスタッペンと入れ替わる形でトロロッソに降格されたダニール・クビアトについて、来年サインツのチームメイトとして残るかどうか聞かれたトストは「状況を見ていく」と答えるにとどまった。
「トロロッソの来季ドライバーラインアップはまだ100パーセント決まっているわけではない。カルロスは残るものと私は考えているが」
「私はクビアトも残ることを望んでいる。彼は本当に優れたドライバーだからね」
「だが彼はいい感触を持てるようになる必要がある。その上で、将来どうなるかを見ていく」
「彼はいい仕事をする能力を持っている。見ていれば、才能あるドライバーであることが分かる。自信を取り戻すことが重要だ」
トストは、クビアトがF1デビューからわずか1年でレッドブル・レーシングに昇格したのは理想的な流れではなかったと考えているが、セバスチャン・ベッテルがレッドブルから離脱することが決まったため仕方がなかったと述べた。
「理想的にはトロロッソに(翌年も)残った方がよかったかもしれない。しかしあの時の状況により、ああする必要があった」とトスト。
「だがレッドブルはタイトルを争うチームであることを忘れてはならない」
「タイトルを争う状況では、当然のことながら経験が必要になる」