ウイリアムズのテクニカルディレクター、パット・シモンズも、無線の制限には反対する立場をとっている。彼は、この規制が実は明確なレギュレーションではなく、解釈の余地が多く残る「テクニカル・ディレクティブ(技術指示)」であることが問題だと指摘した。

「あの規制は好きじゃないね。私に言わせれば、F1はチームスポーツなのだから、ドライバーとチームが協力しあうべきなんだ」
「テクニカル・ディレクティブはルールではなく、『意見』にすぎない。チャーリー(ホワイティング)があれを書き上げ、『無線で伝えていいのはこれだけで、あとはすべて違反だ』と言ったんだ。つまり、あれは『ドライバーは単独で、誰の助けも受けずにドライブすること』という、ものすごく曖昧なルールについての、彼なりの解釈でしかない」

「たとえば、私たちが耳にした無線交信について、チャーリーに『あれは本当に問題ないのか?』とたずね、彼が『ああ、問題ない』と答えるといったことが、実際によくあるんだ。レースのたびに、ピットウォールではそんな議論が起きている」

 メルセデスのトト・ウォルフは、FIAとチームの間でこの無線制限について再考すべきと考えている。
「このルールは、FIAとチームとの間で考え直す必要がありそうだ。コミュニケーションは一切ダメだというのなら、単純にクルマから無線機を外してしまえばいい。だが、もうずいぶん前から、コミュニケーションはドライビングの一部になっている。そのあたりについて、よく話し合う必要がある」

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