2017年には規則変更によって大幅に速いマシンが導入される見込みであり、それによって再びF1で走る喜びを取り戻せることにアロンソは期待をかけている。アロンソとマクラーレン・ホンダとの現在の契約は2017年末までであり、来年F1に自分が期待したような変化が見られなければ引退を考えるという。
以前からアロンソは、F1引退後にはル・マン24時間レースとインディ500レースで優勝するという目標に立ち向かいたいと述べている。
「来年はたくさんのことが変わる。走る喜びが再び大きなファクターになることを願おう」
「僕がよく知り、愛していたものとは別の方向に進み続けることが分かれば、その時点で他の選択肢を検討し、F1から去ることを考えるかもしれない」
「ル・マンは僕のドライビングスタイル、つまりこれまでやってきたことに最も近い選択肢になると思う」
「インディ500も魅力的だ。大きな変化という意味でね。全く異なるドライビングスタイルや考え方を学ぶ必要があるんだ」
「そういったものを学びたいという気持ちもある。F1でワールドチャンピオンになった後には、それに匹敵する栄光が得られるのはふたつのレースしかない。ル・マン24時間とインディアナポリス500だ」
「とはいえ、そういうアイデアがあるという話であり、このプランを実現するにはとても長い時間がかかるだろう」