マクラーレンのパートナーであるホンダF1は、パワーユニットの次回アップデートを4、5戦後に行う計画であることが分かった。
開幕後、ホンダはトークンを使用したアップデートを2回行った。カナダGPに向けて2トークンを使用してターボチャージャーを、イギリスGPに向けて2トークンでICE(エンジン)をそれぞれ改善、今年使用できるトークンがまだ10残っている。
ホンダF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏は、今もICEに重点を置いて開発を進めており、いい結果を生んでいるものもあるが、アップグレードを急ぐつもりはないという。
「現在もエンジン、つまりICEのエリアを改善するために努力しています」と長谷川総責任者。
「データではいい結果が出ているので、準備を整える必要があります」
「今後2、3戦ではなく、4戦か5戦のうちに導入することを目指しています」
ホンダは残り10トークンを「理想的な形で」段階的に使っていく計画だということだ。