レーシングディレクターであるエリック・ブーリエは「チームの全員がこのマシンに誇りを感じている」と述べている。
「デザインチーム、エンジニアリングチーム、空力チームのすべてが最高の仕事をし、極めて短い期間に新しいパワーユニットを搭載するニューマシンを完成させた。決して安易な道を選ばず、プロセスやソリューションに関して簡単な方法を採ることを考えなかった。その結果、優れた決断のもとに素晴らしいマシンを作り上げることができた」

「とはいえ、我々は幻想を抱いてはいない。トップグループでF1を支配する者たちを打ち破ることは簡単ではないだろうからだ。さらに中位グループには、資金豊富で経験豊かなチームが揃っている。我々は目の前のチャレンジに対して謙虚な姿勢をとっている。しかし準備は万端に整っている。堅実なパッケージを用意できたので、シーズンを通してこれをベースに発展させ、力を引き出していけるだろう。極めて優れたドライバーがふたり揃っており、彼らもレースにおいて力を発揮してくれるはずだ」
「マクラーレンのメンバーは全員レーサーだ。これは純粋かつ単純な事実である。我々はプッシュするために戦いに臨み、全力でレースをする」
マクラーレンはプレシーズンテストスタートを前に、23日、スペインでフィルミングデーとして、MCL33のシェイクダウンを行う。
