「態勢を崩して、グラベルに突っ込んでしまった。リバースギヤを入れようとしたが、スタックしてしまった。なぜそうなったのかは究明しなければいけない」
レッドブルのヘッド・オブ・レースエンジニアリングであるギヨーム・ロケリンは、「今日起きた問題は簡単に解決できることばかりだ」と話した。この日、マシンには燃料漏れのトラブルも発生した。テスト2日目にも同様の問題が発生している。
「全般的には、我々はマシンの走りにとても満足している」
「RB14が最初の走行でもたらした成果に、それなりに満足している。来週のテストに向けて多少時間があるから、本拠地に戻って作業をする。できれば来週の天候はもう少し穏やかであってほしいものだ」

このアクシデントの影響もあり、フェルスタッペンはこの日を9位のタイムで終えた。これはメルセデスのルイス・ハミルトンが記録したトップタイムから3秒近く遅れている。それでもフェルスタッペンは、2018年シーズン本番に向けた準備のごく初期段階での結果として、さほど気にかけていないという。
「今はまだあまり心配していない」とフェルスタッペン。「メルセデスとフェラーリはいずれにしても強力に仕上げてくると分かっている」
「すべてうまくいったと思うよ。新しいマシンについては、今のところすごく満足している。2回目のテストでは、もう少し良いパフォーマンスを見せられるかもしれない」