悪天候でセッションが流れたテスト3日目と比べればかなり改善したものの、最終日の午前中も路面のコンディションは理想的ではなかった。
「僕たちはパフォーマンスを最大限まで追求するような走りはしなかった」とフェルスタッペンは述べた。
「あれほどウエットな路面でそんな走り方をしたくなかった。僕たちにとって有意義とは思えなかったからね」
「こうした理想的と言えないコンディションのときには、すべての要素が自分たちの望む方向で機能しているのかを確認することに集中することが最善だ」
さらにフェルスタッペンは、チームは走行データが風洞の結果と一致しているかどうかを確認することに注力したのだと付け加えた。
「コースが乾き始めてから、インターミディエイトタイヤで走行した」とフェルスタッペン。「(ライバルのことは気にせず)僕たち自身のプログラムをこなした。ごく短いランをスリックタイヤで走ってマシンの状態を確認していた」
「長めのランに取り掛かろうとした時、小さな問題が起きた。燃料漏れがあったので、マシン全体を点検し、これに思いのほか時間がかかってしまった」
こうしたトラブルが作業の妨げになったが、フェルスタッペンはRB14に大きなポテンシャルを感じているようだ。
「(2017年とは)マシンの反応がかなり違う。良い方向に違うと思うよ」と彼は語った。
