昨年はルーキーのランス・ストロールとフル参戦1年目のストフェル・バンドーンがQ1落ちしているが、2人はその後、しっかりとポイント争いをしている。トロロッソ・ホンダの2人も、今回の経験はさまざまな意味で役に立っていることだろう。
もうひとつの収穫は、ハートレーの完走だ。ガスリーのPUに発生したMGU-Hのトラブルの原因はまだ発表されていないが、完走したハートレーのPUのデータがひとつのヒントになるかもしれない。
もし、完走したハートレーのMGU-Hのデータを精査して、異常が見当たらなければ、ガスリーのトラブルはバッチトラブル(あるロットだけに発生した製造上の問題)だった可能性もある。
そういう点では最下位だったが、ハートレーの完走はチームにとって、とても意味のあるフィニッシュだった。
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トロロッソ・ホンダ辛口コラム オーストラリアGP編:テストでの好調さは悪い兆し? 予期せぬ大失速に大きい衝撃を受けたホンダ
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