併催のGP3、日曜日のレース2のウイナーはジュリアーノ・アレジ。父親ジャンが笑顔で祝福、喜びを分かち合った。見慣れたヘルメットがトップチェッカーを受ける姿はオールドファンにはたまらない光景。半分日本人の血が流れるジュリアーノの活躍は日本のファンにとっても楽しみだ。
カンヌ映画祭にも招待されたピエール・ガスリー。久しぶりにポール・リカールでのフランスGPが復活となる今シーズン、母国のF1ドライバーはフランス国内でも社会的な注目度も高い。
ハートレーはFP3でリヤセクションを大破させる大クラッシュ、ガスリーも決勝のオープニングラップで事故に巻き込まれ、厳しい週末となってしまったトロロッソ陣営だが、田辺豊治テクニカルディレクターのお誕生日をみんなでお祝い。明るいチームの雰囲気で今後への期待が高まる。
マックス・フェルスタッペンにとって、スペイン・カタルニアは、2年前、トロロッソからレッドブルへ移籍した直後に史上最年少でF1初優勝を果たした思い出の地。今では世界各地に集まるオレンジ色のオランダ人ファンの前で、今年は3位表彰台を獲得してみせた。
どんどん評価が高まっていくアルファロメオ・ザウバーF1のルーキー、シャルル・ルクレール。2戦連続入賞よりも、レース中、アロンソの前を走ったことに興奮したというのがなんとも初々しい。