Q3ではサインツ、ガスリー、アロンソの順でコースインし、メルセデスAMGはその後方でギャップを広げてからアタックに入る。リカルドとライコネンは1周以上のギャップを開けてコースインし、ベッテルはさらにガレージで待機して1周後にコースインしクリアラップを取ろうと工夫する。
サインツ以外の中団勢は中古のハイパーソフトでのフィーリング確認だ。1回目のアタックでリカルドが1分10秒810までタイムを伸ばしてトップ。2番手ハミルトンに0.451秒の差をつけ、ベッテルとライコネンも僅差で3番手・4番手となった。
残り4分を切るとガスリー、アロンソが先陣を切って2回目のアタックに入る。残り3分を切ったところで上位勢も続々と最後のアタックに向かっていった。
ベッテルはここでタイムを伸ばしたもののリカルドには0.229秒届かず2番手。ハミルトンも0.422秒差の3番手。リカルドも最後のアタックは自己ベストを更新できなかったもののポールポジション獲得を決めた。4番手にライコネン、5番手ボッタスの3強チームに続いたのは、6番手オコン、7番手アロンソ、8番手サインツ、9番手ペレス、そしてガスリーはQ2の自己ベストを0,1秒縮めたものの10番手で予選を終えた。