しかしスチュワードは、ベッテルがサインツを不必要に妨害したと判断、彼に3グリッド降格のペナルティを科した。

「5号車(ベッテル)はプッシュラップを終えてインラップに入り、大幅にペースを落としてターン1のレーシングラインを走っていた。彼はターン7とターン8の間で55号車(サインツ)をパスしたことを認めている。ただし彼がその後にピットインしたと思いこんでいたという」とスチュワードの声明文には記されている。

「しかし実際には55号車はその後、プッシュラップに入り、ピットストレートからターン1の入口にかけて急激に5号車に近づいた」

「55号車のドライバーは、自分が近づいていることに5号車のドライバーは気付かなかったとの見解を示している。5号車のドライバーもそれを認め、ミラーで55号車が見えず、チームから無線で知らされてもいなかったと述べた。無線の件については、チームの代表者もこれを認めている」

「しかしながらスチュワードは、5号車のドライバーはミラーでの後方視野の問題に気付いており、無線での連絡がなかったとしても、予選のスローダウンラップでレーシングライン上をこれほど低速で走るべきではなかったと考える」

「2016年初め以降の妨害行為を疑われたインシデントを見返した結果、他の同様のインシデントと一致するペナルティは3グリッド降格となる」

 予選3番手を獲得したベッテルは6番グリッドに降格され、ペナルティポイント1も科された。

 一方、FP3でトラブルが発生したザウバーのシャルル・ルクレールはギヤボックスを交換しており、6戦連続使用の規則に反しているため、5グリッド降格ペナルティを受けた。ルクレールは予選13番手と今回も健闘したが、18番グリッドからのスタートになる見込みだ。

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