他チームのドライバーもセクター2をまとめるのに手こずっていたようで、最後のアタックでタイムを更新できたドライバーは(ルイス)ハミルトンと(マーカス)エリクソンだけでした。とはいえ、クルマの速さを考えると9位は残念な結果でした。

 決勝ではロマンが1周目にエリクソンと接触し、クルマにかなり大きなダメージを負ってしまいました。1回目のピットストップに入るまではどの程度のダメージなのか正確に判らなかったのですが、あれだけ破損したクルマでロマンが出していたラップタイムは相当すごかったと思います。

 逆に言えば、あのダメージがなかったら、どこまでいけたんだろう……と考えてしまうくらい。本人は「運転しづらかった」と言っていましたが、それは当然です。ただ単にダウンフォースが減って安定性に欠けているだけでなく、空気の流れを上手く制御できていないわけですから。2周続けて同じ様にコーナーに入っていっても、クルマは全く違う動きをするような状況でした。

 でも、ロマンはそういった状況下では逆に本当に強いですね。昨年のブラジルGPでも壊れたマシンで、素晴らしいタイムを記録していました。だからこそ、8位に入賞できたとはいえ、ルクレールに勝てるだけの速さを持っていたと思うので残念でした。

 一方のケビンは1周目のターン4でエリクソンを抜こうとした際にコースオフして、序盤は11番手を走行していましたが、全体的にペースがあまり良くなかったです。エリクソン、(ピエール)ガスリーを抜いて単独走行だった時のペースは予定どおり速かったのですが、(バルテリ)ボッタスに周回遅れにされてからのペースの落ち方が良くありませんでした。

■変わらないケビンの課題
■最終戦は低速コーナーの克服に注力
■2019年マシンの開発状況と自信
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