スペック1でスタートし、スペック2でジャンプアップし、スペック3とともにシーズンを終えた4年目のホンダ。しかし、進化したのはパワーユニットというハードウェアだけではない。ホンダのスタッフも、これら3つのスペックとともに、大きく成長した。

 その最前線に立っていたのが、ガスリー担当の湊谷圭祐パフォーマンスエンジニアとブレンドン・ハートレー担当のクリスファー・ライトだ。2人は2017年までシステムエンジニアを経験し、今年からPUパフォーマンスエンジニアに昇格した。

湊谷圭祐パフォーマンスエンジニア

「2人のPUパフォーマンスエンジニアは、センスを含めたレースに対する運用面が、この1年間でだいぶ磨かれました。本当に賢いです」

「ただ、成長したのは2人だけではありません。2人が、何が最適なのか、秒単位で的確に出す指示に対して、トロロッソ側のエンジニアもそれをきちんと理解して行動し、いい関係を築いていました。今年から始まったチームですけど、お互いがお互いをきちんと認め、リスペクトしあい、深い絆を結びながら仕事ができました」

 そのうえで、本橋副TDは、あえてこんな注文を出した。

「リスペクトする気持ちは保ちつつ、ホンダのスタッフにも、トロロッソのスタッフには、もう少しわがままを言ってもらいたいですね。だって、私たちはここに勝つために来ている。でも、まだ勝てていない。ということは何かが足りない。だったら、勝つにはどうすればいいのかを、ホンダだけじゃなく、トロロッソ側も含めてひとりひとりのエンジニアの意見、アイデアを出してほしい。私たち(マネージメント)がそれを受け止め、できるだけ早く開発にフィードバックしていくことが大切なんです。これはもう、勝つまで終わりのない目標です」

 21戦という2018年の現場での戦いは終わった。だが2019年に向けたファクトリーでの戦いは、すでに始まっている。

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