過去の数シーズン、離れたところからコース上でのマクラーレンやその期待外れの状況を見てきたサインツJr.は、初めてウォーキングを訪れたとき、このチームに何を望めば良いのか分からなかったと認める。

「自分の頭のどこかで、このチームはもう今シーズンをあきらめて来年に切り替えようとしているんだろう、と思い込んでいた」

「けれど、実際には11月、12月になっても気持ちが完全に充電されたままのチームだと分かったんだ。来シーズンに向けても意欲に満ちあふれているし、その気持ちがすぐにスタッフからスタッフへと広がっていく」

「チームの全員からそれが感じられるし、僕自身にもすごく伝わってきた」

「僕は意欲にあふれ、完全に充電された状態でマクラーレンに来た。そしてみんなのそうした気持ちを感じたとき、ウォーキングで来シーズンのレースが始まるまでにあらゆる領域で確実に仕事をこなしておこうという意識が、それまでにも増して強まったんだ」

 マクラーレンとサインツJr.の双方にとって来シーズンどういう成果が出るのかはともかく、サインツJr.は両者が長期間にわたってともに成長していけることを願っている。

「これからの数年間、ここが僕の家だと言えるようにやっていきたい」

「良い結果を出す以外に、唯一それを示せる方法は、マクラーレンブランドやチームにしっかりと関わり、スタッフの全員と仲良くやっていくことだ。これまでの1カ月間、皆が僕を暖かく迎えてくれ、ともに仕事をやってこられたのは、すべてがうまく回っている印だと言える」

「もう僕はここでくつろげている。ドライバーとして参加するときには、それがとても重要な第一歩なんだ。最初に感じる気分というのはいつでもすごく大事で、ここでのそれはとても前向きなものだったよ」

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