2019年のレース・オブ・チャンピオンズを準優勝で終えたシューマッハーは、歴史に残るようなドライバーと戦えたことに満足していると話した。
「素晴らしい経験になったし、それをセバスチャンとシェアすることができるなんて特別なことだ。彼は素晴らしい仕事をしたし、彼がいなければ僕たちは決勝に進むことができなかっただろう。ROCの国別対抗戦で良い走りができてよかった。優勝には届かなかったけれど、準優勝というのもそう悪くはない」
「様々な国籍の、異なるカテゴリーに出場するドライバーを大勢見ることができるのは、メキシコのファンにとって素晴らしいことだ。吸収できることがたくさんあったけれど、決勝戦を迎えるまでに歴史に残るようなドライバーと戦うことができて満足だ」
「(準決勝で)エリオ・カストロネベスと戦っている時に、僕の隣には姉のジーナが乗っていたんだ。僕はそのレースで勝てたし、彼女が幸運をもたらしてくれたんだろう。彼女と一緒に勝つことができて嬉しいよ」
かつてはミックの父であるミハエルと国別対抗戦に出場し、2007〜2012年の間に6連覇を達成したベッテル。今回は準優勝となったが、彼は初めてミハエルとタッグを組んでROCに出場したことを思い出したという。
「ミックと僕は、今日成し遂げたことを誇りに思えるはずだ。トロフィーを持って帰ることができたらよかったけれど、(優勝するのは)簡単なことではない。僕たちはよくやったと思う。トムとヨハンという世界レベルのドライバーを相手に負けたことについて、恥じることはない。今日彼らはとても速かった。決勝戦では、ラリークロスカーのフィーリングはよかったけれど、トムの方が少し速かった」
「メキシコに来るのは楽しいよ。僕たちは同じモータースポーツという世界にいるけれど、一緒に過ごす時間は多くない。だからこれは(共に時間を過ごすのに)とても良い方法だ」
「今日ミックとチームを組んだのはとても特別なことだ。初めてROCに出場した時のことを思い出したよ。僕はミハエルのことを尊敬しているからね。ミハエルがここにいて、ミックのパフォーマンスを見ることができていたら、より特別な出来事になっただろう。でも彼は自分の息子を誇りに思うはずだ」