ガスリーは新品のソフトタイヤを履いておりクビアトを猛追するが、8番手ライコネン、9番手ストロール、10番手クビアト、11番手ガスリーが数珠つなぎで各車がDRSを使うため、なかなかオーバーテイクの糸口を掴むことはできない。

 3番手フェルスタッペンはリヤタイヤのタレを訴える2番手ハミルトンの1.5秒後方を走行。一時はギャップは3秒にまで広がるが、残り10周を切ったところでフェルスタッペンはプッシュを再開し、ハミルトンの背後に迫っていく。

 54周目には1分26秒540でボッタスのタイムを更新してファステストラップを記録する。しかしボッタスは落ち着いて57周目にプッシュラップをやり全セクター最速の1分25秒580でフェステストラップをさらに更新。このレースのファステストラップポイントを手にした。

 一方でベッテルはじわじわと離されていきギャップは10秒以上に広がってしまい、5番手ルクレールが背後に迫ってくる。後方ではライコネンがプッシュを開始して後続を引き離し、ヒュルケンベルグに迫っていく。

2019年F1開幕戦オーストラリアGP決勝日 逆転優勝を飾ったバルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1開幕戦オーストラリアGP決勝日 逆転優勝を飾ったバルテリ・ボッタス(メルセデス)

 結局ボッタスは独走で開幕戦優勝。ハミルトンはフェルスタッペンを1.634秒差で振り切って2位、フェルスタッペンはホンダとのタッグ初戦で3位表彰台をもたらした。ホンダは2015年のF1復帰以来、5年目にして復帰後初の表彰台を獲得。前回の表彰台は2008年のイギリスGPのルーベンス・バリチェロ以来なので、この開幕戦での3位表彰台はホンダとしては11年ぶり。

 開幕前の下馬評が高かったフェラーリはベッテル4位、ルクレール5位と惨敗に終わった。中団トップは6位マグヌッセン、7位ヒュルケンベルグ、8位ライコネン、9位ストロール、10位クビアトという入賞圏。ガスリーは0.335秒届かず11位、アルボンは14位に終わった。

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松田蘭まつだらん
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