32周目にフェルスタッペンはタイヤのグリップが大幅に低下し、周回遅れのストロールにすら先行されるような状態に。すぐさまピットインするが左フロントに手間取って4.7秒をロスしてしまった。

 ヒュルケンベルグもこの周にピットインし、翌33周目にはライコネンとペレス、34周目にはノリスがピットイン。上位勢も33周目に3番手ハミルトン、翌周にベッテルもピットインしてハミルトンの前に戻るがそのギャップは一気に1秒に縮まった。

 37周目のターン4でベッテルのアウト側に並びかけたハミルトンは、サイドバイサイドのままターン5でインに飛び込むが抜けず。翌38周目のターン4でハミルトンが同じようにアウト側に仕掛けてサイドバイサイドのまま抜けてオーバーテイク。

 ベッテルはターン4出口でスピンを喫し、その際のダメージが元でバックストレート走行中にフロントウイングが弾け飛び、ピットストップを余儀なくされ9番手まで後退してしまった。

 36周目にピットインしたルクレールは首位のままコースに戻り、37周目にピットインを済ませたボッタスは3番手に浮上した。ベッテルはノリス、リカルド、ヒュルケンベルグをパスして43周目に5番手まで復帰した。

 45周目、ルクレールは「エンジンが何かおかしい!」と訴え、ペースが1秒ほど低下する。46周目にはさらに2秒もスローダウンして後方からハミルトンが急速に近付いていくる。

 MGU-Hからの回生ができなくなっており、ストレートでディプロイメントが切れてスピードが伸びず、48周目の最終コーナー手前でハミルトンが易々と抜いて首位を奪い取っていった。

 ルクレールは後方のボッタスとの間に30秒のギャップがあり、1周5秒遅いペースで走り続ける。ルクレールはMGU-Hが使えずストレート最高速が40km/hも低下している上に燃費セーブも必要となり、ペースは1分41秒台まで低下。

 6秒速いペースで追いかけるボッタスが追い付き、54周目にパスして2番手へ。フェルスタッペンも追い付いていくが、54周目のターン1ではヒュルケンベルグがエンジントラブルでストップ。さらに同じ周のターン1でリカルドもパワーを失ってストップ。

 電気系の警告表示が出ており車両回収がすぐにはできないためセーフティカー導入となり、フェルスタッペンは僅かに表彰台に届かなかった。

 セーフティカー導入のままハミルトンが今季初優勝を飾り、2位ボッタス、3位にルクレールが入り不運に見舞われたものの自身初の表彰台獲得を果たした。

 フェルスタッペンは4位、5位ベッテル、ノリスが6位でF1初入賞、7位ライコネン、ガスリーは8位まで挽回、9位にアルボンが入りこちらも初入賞を果たし、10位がペレスという結果になった。

2019年F1第2戦バーレーンGP 優勝はルイス・ハミルトン、2位バルテリ・ボッタス、3位シャルル・ルクレール
2019年F1第2戦バーレーンGP 優勝はルイス・ハミルトン、2位バルテリ・ボッタス、3位シャルル・ルクレール

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