昨年時よりもラップタイムが2秒ほど速くなったにも関わらず、滑らかなメルボルンのサーキットにおける摩耗とデグラデーションは最小限度に抑制され、大半のドライバーが1ストップ戦略を採用しました。レース序盤のセーフティーカー導入によって、マシンがエネルギーを回生する際のタイヤへの入力が最小化され、第1スティントが長くなったことも1ストップを促進しました。

理論的には1ストップ戦略よりも約4秒速くなる2ストップ戦略にトライしたドライバーも見られました。フェラーリのキミ・ライコネンは、2ストップ戦略で上位を走行していましたが、レース終盤にリタイヤとなりました。

レースは、気温20°C前後の冷涼なコンディション下で行われ、タイヤのライフはより長くなり、上位2台はレースの大半を2秒前後の差で走行していました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「予想通り、オーストラリアグランプリは、各チームにとってタフなレースとなりましたが、タイヤはあらゆる要求に応えることができたと思います。冷涼なコンディションとレース序盤のセーフティーカー導入によって、理論的には速い2ストップよりも1ストップ戦略が主流となりました。トップドライバーたちの最高のパフォーマンスはもとより、今年のルーキードライバーたちも非常に完成度の高いドライビングを見せてくれました。彼らは、極めて限られた時間の中で2015年型タイヤと戦略の選択肢を把握していたと思います」

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