VSCとなったものの、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)との差はわずか3秒。表彰台を狙えるポジションにいた。
「しかし、ガスリーのトラブルの原因がその時点でわからなかったため、1つのポジション上げるためだけに無用なアタックを行なって、同じトラブルに見舞われるリスクを避けることにした」(ホーナー)
こうして、レッドブル・ホンダのアゼルバイジャンGPは、フェルスタッペンの4位という結果で幕を閉じた。
表彰台には届かなかったが、ホーナーは「メルセデス、フェラーリとのギャップを確実に縮めることができたポジティブな週末だった」と総括した。もちろん、そこにはホンダが投入したスペック2の存在があることは言うまでもない。
「メルセデスとフェラーリに追いつくため、積極的にアップデートを入れるという方針は変わっていない。今回はホンダがいい仕事をしてくれた。次のスペインGPではわれわれがアップデートを入れる」
開幕4戦を終え、フェルスタッペンはドライバーズ選手権でベッテルと1点差の4位につけている。
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