☆☆☆ マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
予選4番手、決勝4位

予選Q2をトップでクリア。初PP可能性を個人的にも抱いたが0.574秒届かず予選4番手。惜しまれるのはセクター3だ。単独走行でトーイング効果が望めず、この区間のタイムは13番手。あらためて言うと、初めてホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)は、Q1とQ2でトップにつけるレベルまできた。
レースペースも相対的に高まり、バージョンアップ効果を確認、これがスペインGP→モナコGP(春決戦)につながると思える。
☆☆☆ キミ・ライコネン(アルファロメオ)
予選9番手、決勝10位

フロントウイングの違反によるペナルティが正式に告知されたのは、決勝日の午後14時14分<ドキュメントNO・35>だった。ライコネンのピットレーンスタートはあまり記憶になく、2015年メキシコGPでPU関連ペナルティの19番手グリッドを思い出した。
そんな事態にも動じずにライコネンは、6周目にさっさとミディアムタイヤに換え、最長44周の“オーバーテイク戦”に集中。どこからでも、何があっても、やるべきことをやってのけるレースさばき。
トップ2チーム・メンバー4人とキミだけが4戦入賞中だ。今後のエアロアップデートしだいでさらなる上位戦線へ。それをじっと待ちかまえているベテラン……。
☆☆☆☆ カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
予選11番手、決勝7位

マクラーレンにようやく春が巡って来た。ちょうど1年ぶりに“ダブル入賞”、エースとしてフェルナンド・アロンソのようにチームを引っ張り7位入賞。ここまでの不運を一掃する本来の走りをつらぬいた。
母国スペインGPを前に好走し、バルセロナに“ピーキング”を合わせこむサインツ。今年カリスマ不在の第5戦スペインGP、この国のF1人気を支えていくのは彼にほかならない。
☆☆☆☆☆ バルテリ・ボッタス(メルセデス)
予選PP、決勝1位

パルクフェルメでコクピットを出るとマシンの上に堂々と立ち上がった。勝っても感情をあまり露わにしなかったのに珍しいシーン。バクー雪辱戦に完勝。
ハミルトンとの“マッチレース”を制した達成感がそうさせた。この5勝目は格別だ。彼自身にとって<2勝分>の価値がある――。
