2016年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは2位だった。

■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=2位
 あと少しだったね。できることはすべてやって、ほぼ完璧なレースができたと思う。スタートでうまくニコ(・ロズベルグ)をとらえてさえいれば、もっと良い結果になっていたかもしれない。

 だけど、レースが終わるまでは、彼に追いついたらどうするかはあまり考えず、とにかく早く追いついて、プレッシャーをかけようということに集中していた。きっと、ニコのエンジニアが無線で、「リカルドが追い上げてきた。1周あたり2秒速い」と言っていると思ったからね。誰だってそんな話を聞かされれば、気持のいいものではないだろう。だから、僕はとにかくプッシュし続けて、観客にも楽しんでもらおうと考えていた。

 そして、終盤はスーパーソフトで目いっぱいプッシュして、何とかひと波乱起こそうと思ったんだけど、わずかに届かなかった。 

 でも、僕には何の後悔もない。僕らは勝つためにここへ来て、結果としては勝てなかったとはいえ、コース上ですべてを出し切ったからだ。

(Formula1.comのインタビューに答え)全然がっかりしてないよ。すべてやり切ったから満足だ。結果的にあの戦略を使って勝つことはできなかった。でも最終ラップまでプッシュできたから楽しかったし、少なくともニコにプレッシャーをかけることはできた。お客さんも「もしかしたら」と思いながら見ることができたんじゃないかな。

 今日はよくやったよ。コンマ5秒以内まで迫ったんだから。レースの後にチームの皆に言ったんだ。「また勝つチャンスはあるよ」ってね。今後、雨のグランプリがあれば、優勝を狙えると思う。
 

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