2016年F1オーストラリアGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインは16位だった。

■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=16位
 何よりもまず、デビュー戦で完走できたことが嬉しい。チームに感謝したい。
 すごいスタートを決めて、オープニングラップを終えるころには15位に上がっていた。レース前半はとてもうまくいき、スーパーソフト、その次にはソフトでプッシュし続けた。一時は13位まで上がり、ザウバーと戦った。

 最初のピットストップを赤旗が出る直前に行ったため、状況が変わってきた。スーパーソフトで短いスティントを走る計画だったので、クラッシュのすぐ前にソフトに換えていた。まだピットストップをしていなかったマシンがたくさんいたから、赤旗は僕らにとっては大きな後退につながった。その後、前の集団はどんどん離れていき、僕らはタイヤのデグラデーションに苦しみ、どうすることもできなかった。終盤、ブレーキにトラブルが出たので、完走することに集中するほかなかった。

 今週末はたくさんのことを学んだ。皆、協力し合って懸命に働いている。シーズンをいい形でスタートできたから、これからさらに努力して改善を目指す。

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